加齢とともに噛む力や飲み込む力は弱くなっていきます。消化吸収能力の低下、味覚などの衰えによって食欲不振にも陥りがちです。また、唾液が減少し、食事がとりにくくなることがあります。サンシャインホームでは、加齢による身体変化に配慮した、食べやすい食事『ソフト食』に力を注いでいます。
すべての食事は、法人内の厨房で、心を込めて毎日手作りしています。毎年行っている嗜好・残菜調査では、たくさんの入所者の方が食事を楽しみしているとご回答いただきました。食べる喜びを存分に味わっていただくために、日々、努力は欠かしません。
旬の食材で季節を感じていただく行事食やイベントを盛り上げるメニューはもちろん、時には調理師1人ひとりの得意分野を生かしたオリジナルメニューをご用意するなど、単調になりがちな毎日に新鮮な驚きを添えられるように日々、工夫しています。
味や栄養バランスは言うまでもありませんが、食事は目でも美味しく味わうことが大切です。食材の色、形、盛付、香り、雰囲気等、五感に響く料理を常に意識しながら、生きる活力につながる豊かな食事を目指しています。